雨漏り鑑定士試験について

私ども、一般社団法人雨漏り鑑定士協会は、雨漏りによる建築物の被害をなくし、消費者の不安やストレスを解消し、そこから派生するトラブルを解決しあるいは未然に防ぐため、雨漏りの発生するメカニズムを職業能力資格の創設と認定を通じ、国内建設業界及び一般消費者へ広く知らしめることを目的としています。

　現在の日本の住宅における雨漏りの問題は、経年劣化によって起こっているだけではなく、新築建物にも頻発しており、本来の“家”が持つ“雨露をしのぐ”という性能を有していない家が多く存在しています。

　家は、建築士が設計し、施工管理技士が監理をし、各専門工種の技能士が創っているはずです。なのに雨漏りする家が増え続けるのは、雨漏りさせないための専門知識はこれまでの一般的な資格では対応できていないということです。

　雨漏り鑑定士認定試験は、適正な雨漏り鑑定の方法を身につけ、あるいは雨漏りトラブルを未然に防ぐ知識と技量を有するかを判定するものです。

試験は、建築工事およびリフォーム工事などに携わる人を対象として構成され、建物の基礎知識、雨漏り鑑定の実務、関連法規などから出題されます。

試験にチャレンジされるみなさまの知識や技量、経験が多くの消費者の生活を豊かにし、業界の発展に貢献することを切に願います。